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2026年1月

法人内

【性差に関する固定観念】

12月に性に関する研修が行われました。法人としては、2016年のLGBT研修以来、8年ぶりの開催となります。今回も学びの多い内容で、法人として取り組まなければいけないことが明らかになりました。利用者さんと交わす契約書の内容も変更が必要な箇所があり、その準備を進めてもらっているところです。もっと早くに整備しておくべきことでしたが、できていなかったことをできるだけ早く改善していきます。研修で学んだことを、一つずつ実践につなげていきます。

研修の中では、私たちの性差に関する固定観念を確認する質問がありました。青いパンツとピンクのパンツを履いた赤ちゃんのイラストが登場し、「どちらが男の子か」を当てるものです。ここ数年で性差に関する固定観念の認識はかなり変わってきているので、青が男の子でピンクが女の子と決めつけることは少なくなっていると思います。ですが、昔から馴染んでいた考え方を変えるのは大変なことではあるので、定期的に確認することが必要です。

そこでみなさんに1つ問題を出します。考えてみてください。

父親と息子が交通事故に遭い、二人とも重いけがを負いました。息子は救急病院に搬送され、緊急手術が必要となります。当直医が駆けつけますが、男の子の顔を見た途端、こう叫びました。
「その子は自分の息子です!私に手術はできません!」

医師は、自分の家族の手術を行うことはできません。では、この状況をどう理解すればいいのでしょうか?このシチュエーションに違和感を覚えますか?

もし違和感を覚えたなら、それが性差に関する固定観念かもしれません。男の子には連れてきた父親がいるのに、当直医も「私の息子だ」と言っている。これを不自然に感じるのは、「医師=男性」という固定観念があるためです。

もう答えが見えてきましたか。当直医は、患者の母親(またはもう一人の父親)なのです。何も不自然なことはありません。

こうした固定観念はまだたくさんあるはずです。花の村の仕事は人と関わる仕事なので、一人ひとりの人権を尊重することが基本となります。だからこそ性差に関する固定観念も、今の人権感覚に合わせて改めるべきところは改めなければいけません。そうは言っても個人で考えていくのは難しいので、事業所内で協力して確認を進めてください。みんなで変わっていきましょう。

【地域とともに歩む】

江津市の人口は減少を続けており、2025年12月末で20,816人となりました。2020年から5年間で約2,000人の減少です。

人口減少は日本全体の最重要課題で、各地で移住促進策が講じられています。ただ、日本全体の人口が増えていない以上、移住促進策は地域間での奪い合いになるのも事実です。それでも、江津市での生活に魅力を感じて移住してくる人がいるとすれば、それは嬉しいことです。

花の村としても、保育園留学に来てくれた人に、園だけでなく地域の魅力にも触れてもらう機会を用意し、地域との関わりを深めてもらう取り組みを模索しています。こうした関わりが実際の移住につながることは非常に稀ではありますが、地域の魅力を知ってもらい、心地よく過ごしてもらうことは、移住につながるかどうかに関わらず大切なことだと考えています。

地域の課題と向き合うこと、心地よく暮らせる環境づくりを行っていくことは、「地域とともに歩む」花の村の大事な役割です。私たちの事業がうまく進むことで地域の暮らしが心地よいものになり、地域に支えられて私たちの事業が安定する。その循環を目指しています。

【さいごに】

島根県東部を震源とする大きな地震がありました。花の村では大きな被害は確認されていませんが、自然災害はいつどこで起きるかわかりません。仕事でも家庭でも、自然災害に対する備えを再確認する機会にしてください。

 

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