
【何に気づくか】
長門市の道の駅で、おもしろいものを見たという話を聞きました。直接見たわけではないので詳しいことはわかりませんが、地元の方が提供している食品が、食べる人のことを考えて工夫されており、そうした商品がたくさん並んでいたそうです。その工夫が見事で、道の駅としてその取り組みを進めたのか、それとも地元の方々が独自に工夫を重ねてきたのかを聞いてみたところ、地元の方々が自主的に動かれてきた結果だそうです。長門市には道の駅が1箇所しかなさそうなので、おそらくここだと思います。
この話を聞いて考えたのは、「気づく力」の大切さです。同じ場所を訪れても、何に気づくかは人それぞれです。そしてその気づきから、さらに深く知ろうとするかどうかも人それぞれです。その違いを生むのは、知識や経験だけでなく、「気づこうとする姿勢」「受け止め方」「学びたいという意欲」だと思っています。
私自身も、いろいろな場所で見かけたものに興味を持ち、できるだけ深く知ろうとしてきたつもりです。しかし長門市の話を聞いて、「私だったらその工夫に気づけただろうか」「気づいたとして、もっと知ろうとして質問できただろうか」と考えたとき、最近はそうした観察の姿勢や受け止め方、探究の姿勢がおろそかになっていたなと気づかされました。何に気づくか、どう受け止めるか、何を学ぶか。意識してこだわっていきたいと思います。
【どう受け止めるか】
日々の仕事の中でも、受け止め方によって変わることは多くあります。例えば、意識していなくても誰かに助けられている場面があるはずです。その一つひとつを「当たり前」と受け止めるか、「ありがたい」と感じられるかで、周囲との関係は大きく変わっていきます。
以前、『人に何かをしてもらえることを「当たり前」と思う人なのか、「ありがたい」と思える人なのか。その差は、人生単位で見ると大きな違いになる。』という言葉を目にしました。まさに気づく力や受け取る姿勢の違いが、人との関係を育て、信頼として積み重なっていくんだろうと思います。
トラブルが起きたときに「お互いさま」と思えるか。物事がうまく進んだときに「おかげさま」と受け取れるか。みなさんはどうでしょうか。
【デジタル化の続き】
出退勤の管理方法をデジタルで記録する形に変えてから、1年が経とうとしています。最初は苦労した人も、随分慣れてきたのではないでしょうか。この出退勤の記録に続いて、今度は給与明細をスマートフォンのアプリで確認できるように、特定の事業所から少しずつ進めていきます。これまで紙でお渡ししてきた給与明細の形も、順次変わっていく予定です。
他の業務についてもデジタル化を進めていきますが、これは業務を増やすためではありません。紙や手作業にかかっている時間を減らし、本来向き合うべき利用者さんや子どもたちとの時間に、より多くの時間と労力を使えるようにするためのものです。小さな改善を積み重ねながら、仕事の質を高めていける環境を整えたいと考えています。
そうなると、給与明細と一緒に紙で配布してきたこの給与コメントも、形を変えていく必要があります。これまでも給与支給日の7時30分頃に花の村のホームページ内で同じ内容を公開してきました。そちらに完全に切り替えることになると思います。紙で手元に届くよりも読まれる機会は減るかもしれません。それでも伝えたい思いは変わらないので、工夫しながら続けていく予定です。
【さいごに】
先日は大雪となりましたが、天気予報によると、この先大きく冷え込むことはなさそうとのこと。寒さは和らぎそうですが、インフルエンザが再流行しているようなので、体調管理には十分に気をつけてください。
理事長 相山慈

