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2025年8月

法人内

【保育園留学のこと】

先月少し紹介した保育園留学が、実際にスタートしました。保育園留学とは、1〜2週間ほど家族で地方に滞在し、その間、子どもが地元の保育園に通うという体験のことです。今回は1週間、後地町の古民家「ひとっ風」に泊まりながら、保護者の方はそこでリモートワーク、子どもはあさりこども園に通ってくれました。年齢が低かったため、園や地域を存分に楽しむまではいかなかったようですが、普段は0〜2歳の小規模園に通っていることもあり、多様な関係の中で良い刺激を受けたのではと思います。

江津市東部地区は人口減少が進む地域ではありますが、自然も人の温かさもある魅力的な場所です。そんな地域に、少しでも多くの人に関わってもらうこと、知ってもらうことが大切だと感じています。今回の保育園留学は江津市と一緒に行っている取り組みですが、保育以外のテーマでも、花の村として外の方とつながれる仕組みをつくっていけたらと思っています。

【5回のなぜ】

トヨタには『5回のなぜ』という考え方があることを知りました。これは、問題が起きたときに「なぜ?」を5回繰り返して原因を掘り下げ、本当の原因を見つけるという方法です。原因を正確に捉えることで、再発防止につなげるための考え方です。

例えば、「目覚ましが鳴らなくて遅刻した」とします。

なぜ①:アラームがセットされていなかった
なぜ②:セットを忘れていた
なぜ③:寝る前に疲れていた
なぜ④:寝る時間が遅かった
なぜ⑤:寝る前にスマホを長時間見ていた

このように掘り下げると、対策は「アラームを忘れないようにする」ではなく、「スマホ時間を見直して早く寝る」ということになりそうです。表面の原因だけを見て対策を立てると、また同じようなミスが起きることもあります。

現在提出してもらっているひやりハットを読んでいても、もう少し掘り下げて考えた方がいいと思うケースがあります。事故やミスの背景には、必ずいくつかの要因があります。「5回のなぜ」を意識して、原因を丁寧に見つけていく姿勢を持つようにしてください。

【障害は社会の側にある】

障害は「個人の中」にあるのではなく、「社会との間」に存在する。これは、障害児保育研修に参加した職員の研修報告書に書かれていた言葉です。たとえば、車いすユーザーが段差に困っているとき、「障害」として捉えるべきなのは段差であり、本人の身体機能の問題ではありません。実際、スロープを設置すれば、その「障害」は解消されます。これが「障害は社会の中にある」という考え方です。

私たちの仕事は、人と関わる仕事です。子どもや高齢者が自分らしく生きるためのサポートをしています。そのとき大切なのは、「この人にはこれができない」と個人の中に原因を見出すのではなく、「どうすればできるようになるか」と環境や関わり方を変えていくことです。もちろん、頭ではわかっていても、つい「個人の問題」として見てしまうのが私たちでもあります。だからこそ「課題は社会の側にある」という視点を、意識的に思い出す機会が必要です。

各事業所の研修報告は誰でも見られるようになっています。他の人の学びを定期的にチェックして、自分の考え方を見直すきっかけとして活用してもらえたらと思います。

 

まだまだ暑い日は続きます。熱中症には十分気をつけて、こまめな水分補給や休息を心がけてください。また、思わぬケガにも注意が必要です。体調が崩れやすいこの時期は、いつも以上に慎重な行動を心がけるようにしてください。

 

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