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2025年7月

法人内

【給与コメントのこと】

昨年のこと。ある職員さんが「給与コメントに書いてあったバッタの話がすごく印象に残っている」と話してくれました。なぜ印象に残ったのか、そこから何を考えたのかも話してくれて、関心をもって読んでもらっていることが伝わり、ありがたく思いました。

先月も別の職員さんが「いいと思ったところに線を引きながら読んでます」と話してくれました。身振り手ぶりを交えて説明してくれて、こんなふうに読んでくれているのかと嬉しくなりました。ありがとうございます。

この給与コメントは、もともと前理事長が始めたもので、最後のコメント(2016年5月)にはこう書かれていました。
「人間としての生き方や仕事に向き合う思いを伝えようと思い、その時々の出来事や話題を通して書いてきましたが、一つでも心に届くものがあったとしたらうれしく思います。」

私も、同じような気持ちで書いています。生き方を語るほどの経験はありませんが、仕事に直接つながる考え方や、言われてみれば仕事にも関わってくるような考え方を、ひとつでも届けられたらと思っています。

感想をくださいと言っているわけではありません。読んでもらい、少しでも「仕事を考えるヒント」として何かが伝わったことが実感できて嬉しかったという、ただそれだけの話です。これからも同じ思いで、この給与コメントを書き続けていきます。

【梅ジュースの贈呈式】

合歓の郷の事務所に、小規模の利用者さんが作った梅ジュースが届きました。作ってくださったお二人が自ら届けてくださり、ちょっとした贈呈式まで開いてくれました。せっかくなのでと丘の方と一緒にいただいたのですが、こうしたやり取りがもっと頻繁に生まれるといいなあと、楽しい気持ちになりました。

先月末に行われた法人の新人研修では、「花の村の強みは、ごちゃまぜの交流ができること」と話しました。事業所内の関係だけでなく、事業所を越えたつながりが自然に生まれること。子どもから高齢者まで、0歳から100歳までが関われる環境こそが、私たちの強みだと感じています。

今でもさまざまな交流がありますが、今回の梅ジュースのやり取りのように、もっとお隣さん的で日常に近い関わり方は、まだまだ広げられると感じました。まずは法人内で多様な交流の形を作っていき、そこをベースに地域との新たな関わりも生み出していけたらと思います。アイデア次第で交流の形はいくらでも広がっていきます。花の村らしいつながりを育てていきましょう。

【2つの新しい取り組み】

7月28日(月)に、買い物支援の取り組みを行います。合歓の郷に集まっていただき、花の村のバスでキヌヤ二宮店・ジュンテンドー・しまむらへ買い物に行き、帰りはご自宅周辺までお送りします。

この取り組みは、「地域の課題に対して花の村としてできることはないか」と考える中で生まれたものです。江津市東部には買い物ができるお店が少なく、また移動手段も限られているという現状があります。そうした課題に対して、まずは買い物バスというかたちで取り組んでみることにしました。

参加人数はまだはっきりしていませんが、地域に必要なことなら、まずはやってみる。そして実際にやってみて見えてきたことを踏まえ、改善を重ねながら、継続していける方法を考えていきます。

新しい取り組みがもう1つ。あさりこども園で保育園留学が始まります。保育園留学とは、1~2週間ほど家族で地方に滞在し、その間に子どもが地元の保育園に通うという体験のことです。今回は「始まります」という紹介にとどめ、詳しい内容は次回紹介することにします。

 

とてもとても暑い日が続いています。体調管理の基本は、やはり食事や睡眠をしっかりとること。加えて、こまめな水分補給も忘れずに行い、熱中症には十分気をつけて過ごしてください。

 

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