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手ぬぐいの話
 
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   さくら保育園ではこの度オリジナル手ぬぐいを作成しました。

   どんな目的でオリジナル手ぬぐいを作ったのか?
   いったいどんな手ぬぐいができたのか?

   手ぬぐいが完成するまでの道のりを、
   のんびりとした気持ちでご覧ください。


    その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7 その8 その9 おまけ
 

 
その1 「ホームページ運営委員会」


運営委員会


2010年5月、法人の活動の1つ、ホームページ運営委員会が始まりました。

保育所からの参加メンバーは、さくら保育園Fさん、あさり保育園Sさんです。

この2人が今年度のさくら保育園・あさり保育園のホームページの内容を検討していくわけですが、今年度はどのページを充実させていくか悩んでいました。

F 「今年のホームページはどんな感じにしていこうか?」

「私たちの保育園の事を知ってもらうためのページを充実させていくことが、今は大事かなって思ってるんですけど、どうですか?」

F 「私たちがどんなことを大事にしているかをもっともっと伝えるってことだよね。大切な事だけど、結構難しそう・・・。」

「うーん、何かいいアイデアはないですかねぇ。」

F 「 あっ、そういえば!去年こんな話をしたことがあったんだけど、ヒントになるかも!」



その2 「ある日の会話」


ある日の会話


2009年の夏、保育室での会話。

「この前研修に行ったとき、講師から『自分の園の理念を言える人?』と聞かれて、手を挙げたのはボク1人だったんですよねー。」

「そんなものかもね。でも理念って、知ってるだけじゃいけないから難しいよね。」

「私も覚えてるけど、例えばどういうことって聞かれると、自分の言葉では上手く説明できないんだよね。」

F 「そうそう。理念を言葉として捉えるのと、それを具体的に表現するのとでは、質がちょっと違うもんね。」

「理念って奥が深いんですね。」




その3 「理念を絵で表現する」


運営委員会2






以前の会話を思い出した2人はあるアイデアを思いつきました。

「理念って大事な物だけど、深い意味を理解するのはなかなか難しいですよね。」

F 「たとえば、『理念を保育の中でどう表現しているのか言葉で説明して』って言われるとうまく答えられなかったりするんだよねー。」

「だったら、その理念を言葉ではない別の形で表現してみるっていうのはどうですか?それを考えることで、少しは理念を具体的に捉えることができるんじゃないかかと思うんですけど。」

F 「それ、おもしろそう
。理念を言葉以外の何かで表現する・・・。絵で表現するっていうのはどう?」

「絵で表現する・・・、おもしろそうですね!じゃあ、早速いろんな人に声をかけて、絵を描いてもらようにお願いしてみます。」




その4 「絵は集まったけど・・・」


絵1


理念を絵で表現してみることにした2人は、他の職員にその思いを説明し、絵を募集する事になりました。

理念、とだけいうと難しいので、

『さくら保育園の理念、それをもとに行っている保育を、絵で表すとどうなるか?みんなが思いつくままに描いてみてください。』

そう呼びかけて待つこと数日、うれしいことにたくさんの絵が集まりました。

でも、すんなりと事は進んでいかなかったのです。



その5 「その絵は何に使うのか?」


運営委員会3



手ぬぐい発見


たくさんの絵が集まったのですが、「絵って言われても、何か漠然としていてやりにくかった」という声もたくさん聞かれました。

「難しかったみたいですね。『その絵は何に使うのか』がイメージできないと描きにくいみたいで・・・。」

F 「そうかもしれないね。だったら、その絵を何に使うか決めて、もう1回お願いしてみようか?」

「何がいいですかね。せっかくなら、今みんなで力を入れていることに絡めることができたらいいですね。たとえば、日本の文化を見直すことに力を入れてるから、和のモノとか・・・。」

F 「あっ、それなんかいいんじゃない?その首に巻いてるモノ!」

「あっ、手ぬぐい!理念を絵で表現して、その絵を手ぬぐいの柄にしてしまうんですね。」

F 「そうそう。今度はみんなに手ぬぐいのデザインっていうことで声をかけてみよう!」



その6 「絵がたくさん集まりました」


絵2


今度は手ぬぐいのデザインということで声をかけ、またまたたくさんの絵が集まりました。

「たくさん集まりましたね。」

F 「うん。前回よりは描きやすかったみたい。どれも理念や保育の考え方をよく表していて、見ていてうれしくなるね。」

「ところでどうやってこの中から1つを選び出しますか?」

F 「私もそれを悩んでたところ。」

「みんなにたくさんかんがえてもらったわけだから、みんなにどれかを選んでもらうっていうのはどうですか?」

F 「そうしようか。みんなに投票してもらおう。」



その7 「投票、そして決定!」


絵3


さあ、いよいよ投票です。

たくさんあるので、まずは3つに絞る投票を行い、次の投票で3つの中から最終的に1つを選ぶことになりました。

そうして決まったのがこのデザイン。

F 「やっと決まったね。」

「いいデザインですね。」

F 「じゃあ、急いで手ぬぐい屋さんにお願いして、オリジナル手ぬぐいを作ってもらおう。」



その8 「到着!!!」


到着


完成


注文も終え、後は到着するのを待つのみ。

運動会までに到着してほしかったので、今か今かと待ちわびていました。

そして、ついにその日がやってきました。

オリジナル手ぬぐいが到着したのです。

T、S 「到着しましたーーー!」

みんな 「わー!早く開けてみてーーー!」

みんな 「わー!かわいいーーー!」













その9 「手ぬぐいに込められた思い」


思い


ついにオリジナル手ぬぐいが完成しました。

この手ぬぐいのデザインに込められた思いは、

『子ども集団のなかで子ども同士の関わりを大切にしています。晴れの日の保育、雨の日の保育を通して、自然に生かされた保育を大切にしています。』

こんな取り組みも、理念や保育の考え方を深めることにつながると考えています。

思いを深めるためにも、またやってみたいと思います。

次はどんな取り組みになるのか。

どんなモノが出来上がるのか。

みなさんも楽しみにしていてください。



おまけ 「手ぬぐいの使い方」
せっかくなので、いろんな手ぬぐいの使い道を考えてみました。

「手ぬぐいといえばコレ!」という王道から

あっと驚く使い方まで。

手ぬぐいの奥の深さには驚かされます。


汗を拭く



拭く

爽やかに汗を拭く。
振り回す



振る

思いきり振り回すと気分は晴れやかに。
巻く



巻く

頭に巻いて、野菜と語り合う。
飾る



飾る

ちょっとした工夫で、素敵な雰囲気に。
しっぽ取り


取る

しっぽ取りもできちゃいます。
 
決して遊んでいる訳ではありませんよ。

保育を深めるための、大事な仕事です。


 

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