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介護の大きな目的は、体が不自由な方にも、できる限り自立した生活を送られるための、手助けをすることです。花の村では、配食が利用者の自立のために欠くことができないという考えから、この事業を行っています。
過疎が進行する山間部では、食材を買いに行こうにも近くにお店がありません。また、介護保険を利用してヘルパーを頼みたいと思っていても、保険の利用限度額を考えると、毎日の利用は難しいという方がいらっしゃいます。そのような方たちに、少しでも体にいいものを食べていただきたい。そして、食べることによって、体から元気になっていただきたいのです。私たちは、「体の基本は食事から」と考えているからです。
お弁当は利用者の方を第一に考えて調理しています。噛むことができない方には、ペースト状にしたり、細かく刻んだりと工夫しています。また、寒い冬でも、できる限りその温度を保てるように弁当の容器も保温できるものを使い、利用者のみなさんがおいしく召し上がることができるようがんばっています。
また、一人で買い物ができて、料理もできる。そういう方でも、特に独り暮らしの高齢者の場合、自分の好みに偏ったものを食事を継続されている方もいらっしゃいます。独り分の食事を調理するとき、品数を増やすのはたやすいことではありませんし、栄養のバランスを考えてのメニュー作りは大変です。偏った食事から体調をくずされ、重い障害を持つことになってはいけませんし、今まで召し上がったことのないような食材や嗜好によって、何よりもおいしく食事をとっていただきたいのです。
最近「地産地消」という言葉をよく聞きます。地元でつくったものを地元で消費するということですが、花の村のお弁当の食材も、その多くは地元で採れたものが中心です。地域の方がたくさんできた野菜などを分けてくださることもあって、旬の食材で季節感があふれるメニューとなっています。
繰り返しますが、食事は体の基本です。そして、自立の一歩は食事から始まります。花の村のお弁当を一人でも多くの方に食べていただきたいという思いで仕事に取り組んでいます。
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