2007年 5月    
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職員朝礼時の理事長のコメントをまとめたページです このページは6月のコメントを掲載しています
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 525月31日(木 日「空木」                    このページのトップ

この花の名前をご存知でしょうか。これは空木(うつぎ)といいます。どうして空の木と書くのかというと、幹の中が空洞になっているからです。この花はいい香りを漂わせているため、虫が蜜を求めてやってきます。この様子をみていると夏がやってきたなと実感します。

今は情報が氾濫していますから、天候についてもテレビをはじめいろいろなところで情報を提供してくれます。ですから、このように自然の変化から季節を読み取るということを、みなさんはほとんどなさらないと思います。しかし、昔の人は、自然現象を注意深く観察することによって、季節の変化を感じ取っていました。

高齢者のみなさんには、おそらくそのような感覚が残っていると思います。みなさんも利用者の方とお話されるとき、話題のひとつとして空木のことを取り上げてみてください。学ぶところがたくさんあると思います。

 

 525月30日(水 日「プロジェクト」                このページのトップ

本年度のプロジェクトが開始しはじめました。私が関心を持っているターミナルケアのプロジェクトからも研修報告がありました。

声掛けについて思うことがあります。誰がみても死期がそう遠くない方。そういう方にお会いするとき、どういう言葉がけをすればいいのか悩みます。

「早く元気になってくださいね」「お身体が回復するといいですね」

こういう言葉はとてもしらじらしく思えるのです。回復の見込みがない方に対して、どのような言葉が適当なのでしょうか。

こうすればよいという答えがあるわけではありません。ですから、そのときは、相手の表情が少しでも緩むような言葉をかけることです。それがどのような言葉なのかは、向き合った本人さん次第でしょう。研修報告からそのようなことを思いました。

 

 525月29日(火 日「自殺を思いとどめるために」        このページのトップ

昨日松岡利勝農相が自殺したというニュースが流れました。松岡農相は、経費としてあげていた議員宿舎での光熱水費が高額だということで国会でも追及されていました。

自殺のニュースを聞くと悲しい気持ちになります。命より大切なものはありません。決して投げ出してもらいたくないと思っています。

どうしたら自殺を思いとどめることができるのでしょうか。みなさんにも考えていただきたいのですが、これについては私なりにひとつの結論があります。持論ですが、周囲にどんなことでも話ができる相手をつくるとうことです。自分だけで問題を抱え身動きがとれなくなる。このようなことがなければ生きていくことができるのではないでしょうか。

 

 525月28日(月 日「耳を傾ける」                  このページのトップ

今晩、理事・監事会、評議員会が開かれます。この場で、昨年度の決算についてご意見を頂戴する予定です。皆さんの成果について問われるわけです。

さて、昨年度ですが減収増益となりました。売上は減少しましたが利益は増えたという結果です。一昨年度と比較すると両方ともわずかな差です。どうしてこのようになったのかといいますと、売上減少については、介護保険の制度改正によって、サービス量の削減がありました。これがひとつの原因となっています。もうひとつは、昨年度はお亡くなりになる利用者の方が多く、これも原因のひとつになっています。一方の増収については、人件費の削減を行いました。みなさんもご存じのように、昨年度から夕方の配食を中止しています。これによって配食の部署が縮小されました。

これからの見通しについてお話しますと、この状態はしばらく続くのではないかと思います。というのは、介護保険の制度という大きな問題があるからです。この制度によって、利用される方の数は変化します。ただ、それ以外のところでできることはあります。

みなさんはガソリンスタンドの近くで旗を振って売り込みをしている人をみたことがありませんか。私もサラリーマン時代にこれを経験しました。これでお客さんがついてくるかというと、残念ながら結果はともないません。あまり意味のある行為ではない。では、どうすればお客さんが集まるようになるのでしょうか。今なら答えがわかっています。それは利用される方の言葉に耳を傾け続けることです。そうすることで何をなすべきかがみえてきます。そして、利用される方に喜んでいただけることを続けることで、ひとり、ふたりと、味方になってくれる人がでてきます。それはやがて多くの人々を惹きつけていきます。ですから、今私たちにできることは、利用者さんや家族さんの言葉をよく聴くことです。

 

 525月25日(金 日「うるい」                     このページのトップ

今日のような雨をこの地域の高齢者は「うるい」と表現されます。みなさんは聞きなれないかもしれません。

この「うるう」ですが、雨の恵みを喜ぶという雰囲気が感じ取れます。現場に出ている方は、ぜひ高齢者の方に尋ねてみてください。「今日のような雨をうるいというのですか?」高齢者の方は私たちとは違った感覚を持っておられることも多いです。単なる話題として取り上げるのもいいですが、昔の生活や言葉から学べることもたくさんあるでしょう。それを吸収することができれば、私たち自身もうるおうことができるように思います。

 

 525月24日(木 日「自分の位置」                 このページのトップ

人間の感覚器官のうち耳という器官は一番最後まで生きている。このような話を聞かれたことはありませんか。本当かどうかわかりませんが、亡くなった後も耳だけは聞こえているといいます。お亡くなりになった方のそばで、哀悼の意を発していると、亡くなっているはずなのに、涙を流されたということを聞いたことがあります。それを考えると、故人の悪口はやめたほうがいいです。もしかしたら聞こえているかもしれません。

昨日、調理の方からひやりノートが提出されました。大変いいことが書かれてあったのでみなさんに紹介します。内容は、利用者数の変更に気付かず、検食の分を利用者の方にまわしてしまったというものでした。ここまでなら普通のひやりノートですが、改善策が素晴らしかったです。

その方法とは朝礼後の利用者確認時に、所属の職員のそばに立つというものでした。今までは自分の立つ位置が悪く、聞き洩らしていたのかもしれない。そこでより声が耳に届きやすいように立つ位置を変えるというものです。人間は定まった位置にいると安心するものです。朝礼の様子をみていますと、たいていみなさんは定位置に立たれることが多いと思います。この位置は別に決められたものではないのですが、自然そうなってしまうようです。しかし、立つ位置を変えるといつもと違ったものがみえてきます。何より立つ位置というものは自分の意志で変えることができるのですから、たまには違った場所に立ってみてください。

 

 525月23日(水) 日「余裕をもつ」                  このページのトップ

対人間関係での悩みというのは尽きません。誰にでも起こりえる悩みだと思います。

こういう悩みを抱えているとき、人は相手も言動や行動をみて、どうしてこの人はこんな理不尽なことをされるのだろう。どうして変わろうとしないのだろう。このように考えます。しかし、このような思いを抱えたまま、その人間関係が改善されるかというと、おそらく変わることはないでしょう。

なぜなら、たいていの場合、相手も同じ思いを持っているからです。仮に悩んでいる人が客観的に正しかったとしても、相手の人も自分が正しいと思っているものなのです。自分を中心に考えますから、自分の思いにそぐわないと相手のせいにしてしまいます。どうしてこの人はこうなのだろう。このように思っています。これではいつまでたっても人間関係は改善されません。こんなときどうすべきでしょうか。

相手を変えるというのは非常に難しいことですから、こんなときはまず自分を変えましょう。どう変わればいいのかというと、自分を大きくし、余裕をもって人と接するということです。相手の行動ひとつひとつに目くじらを立てるようでは、自分がしんどくなるだけです。相手に対して目をつむるというのではなく、余裕をもってその人をみてあげてください。相手の方に対して精神的に楽に接することができるようになると、自然と相手に対する態度も変化します。そうなれば、人間関係にも変化が生じる可能性がでてきます。人間関係で行き詰ったときは、自分を変えてみてください。

 

 525月22日(火) 日「視点」                      このページのトップ

保育所では行事が終わるとその報告書が提出されます。5月10日は保育所の遠足の日でした。残念なことに当日は天候が悪く、1・2歳児については遠足が中止になりました。担任の先生から提出された報告にはこのようなことが書いてありました。

「雨のため遠足に行くことができなかったのは残念ですが、園児が少ない分、建物内のスペースを十分に使えたり、今まで入ったことのない部屋に入ったりと、これはこれでよかったのではないかと思いました」

報告書は他の職員さんとは異なった視点で書かれていました。何が違うのかというと、それはマイナス要素の中にもプラスの要素を発見しているという点です。確かに雨は残念だったかもしれません。しかし、角度を変えてみると違うものが見えてくるものです。

 

 525月21日(月) 日「1円の重み」                  このページのトップ

ひやりノートが事務の方からでていました。金額が100円合わないというものでした。反省としてダブルチェックをしていなかったことをあげられていました。

人間はミスをする生き物です。完璧ということはありません。もし、大丈夫だと思っているならば、それは勘違いです。ですから、必ずダブルチェックをしてほしいと思います。

みなさんはどう思われるかわかりませんが、1円の重みというものを私は感じています。銀行というところは億単位のお金を扱っていますが、1円のミスも許されません。なぜでしょうか。

私の知っているお店の話です。レジには集計する機能があって、1日の終わりにその数字を出し、レジに残っているお金と照会をします。ところが、これが合わないこともある。この店では500円までのズレは許容範囲とし、問題ないことにしました。しかし、これが大いに問題で、結果、犯罪が起こりました。500円なら大丈夫というのが、油断になります。やがてそれが数万円という数字にまで膨らんで、お店のお金を自らの懐へ収める職員が出たのです。私に言わせれば、これは当然の結果です。

ですから、1円の重みを知っている銀行は、決して1円をおろそかにしません。1円の大切さを知っているからです。

 

 525月17日(木) 日「基本的なこと」                このページのトップ

先日、検査のために病院へ行ったのですが、エアシューターが壊れたというアナウンスが流れていました。

話を聞いていると、書類を入れる筒のキャップが緩んでいたらしく、途中で書類が散乱したようでした。その処理に1時間半ほどかかっていましたから、その間の業務に支障をきたしたことと思います。しっかりキャップを閉めること。これは基本的な動作です。

仕事をする上で基本的なことをするということは非常に大切なことです。仕事のやり方はそれぞれ違うと思いますが、その中で基本的な事項というのはあると思います。これは最低限できないといけません。

救急車を呼ぶ際は主治医の意見を仰ぐこと。さきほど施設長から話がありましたが、これもひとつの基本事項です。基本的な仕事がきっちりできるようになりましょう。

 

 525月16日(水) 日「基本的な仕事」                このページのトップ

ひやりノートが保育所から提出されました。内容は集金袋を扱う職員さんが中身を取り忘れていることに他の職員が気付かれたというものでした。

このひやりノートをみていてまず思ったことですが、この方は「すいません」と反省の意を表していたのですが、これは間違っています。「すみません」が正しい日本語です。声で発するときは「み」と「い」はどちらでも似たように聞こえますから、いいかもしれませんが、文字に表すときは明らかに異なっています。基本はできるようになってください。お金を取り忘れたことについては、どうすればいいのか職員のみなさんで考えていただきたいと思います。

楽天の試合後の野村監督がこのようなことをおっしゃっていました。ランナーが出塁していて、送りバントの指示を出したのですがバントが失敗。次の選手にヒットエンドランの指示を出したのですが、今度は打者がサインを見逃しバットを振りませんでした。結果としては、走り出したランナーは盗塁を決めました。しかし、これは結果が偶然よかっただけで意図していたものではありませんでした。このプレーを野村監督は「一番嫌いな野球だ」と評価したそうです。

仕事というものもまったく同じだと思います。基本的な仕事を怠って結果が出たとしても、それは仕事ができたとはいいがたいです。失敗してもいいですから、自分がすべきことを全うすることが大切です。

 

 525月15日(火) 日「サラリーマン川柳」              このページのトップ

第一生命という会社が募集しているサラリーマン川柳コンクールの発表がありました。

一位は、「脳年齢 すでに年金 もらえます」二位が、「この俺に 暖かいのは 便座だけ」三位が、「犬はいい 崖っぷちでも 助けられ」というものでした。

私たちと同じように日々働いている方がこのようなことを感じておられるのだなと思いました。新聞やインターネットに掲載されていますので、みなさんも見てみると面白いと思います。

 

 525月12日(土) 日「地域」                       このページのトップ

昨日堀江さんの通夜にお参りしてきました。たいへん多くの方が参列されていました。

葬儀には息子さんもおられたのですが、車いすに乗られていて首の調子が悪いということで、中へは入らず途中で式から離れられました。葬儀の中で、いろんな話を聞いたのですが、この社長さんの奥さんは入院中だったそうです。ですから、どのようにして旦那さんの死を知らせるのかということで随分考えたということでした。結果、3人の娘さんが一緒に病院まで知らせに行かれました。それを聞かれた奥さんは、はじめ絶句されたということですが、その後はその事実を受け止め、「起こったものは仕方がない。これからはみなで力を合わせていきましょう」というような意の言葉を発されたということでした。人生にはどうしようもないことが起こるのだと、改めて感じている次第です。

また、社の専務さんのお話を聞くと、事故現場では後列の方が大勢車から降りてこられ、励ましの言葉を大きな声でかけられたそうです。会社へ連絡したところ、社員がすぐに現場へかけつけたり、市の職員さんがやってきたりと、地域の中での支えあいというところで励ましてもらったとおっしゃっていました。これは大切なことです。私たちも地域の中で仕事をさせていただいています。みなさんにも知っておいていただきたいと思いましたので、お話させてもらいました。

 

 525月11日(金) 日「介護相談員制度」                このページのトップ

今年度から介護相談員制度が始まります。これは介護施設を相談員さんが訪問し、施設を利用されている方から施設について聞き込みを行い施設のサービス改善に役立てるというものです。

おそらく施設のいいところを指摘するよりも、改善すべき点を指摘されることが多いと思います。相談員さんの何気ない一言に重要な部分が含まれていることもありますので、注意しながら話を聞いていただきたいと思います。

話は変わりますが、マザーテレサの言葉を以前も紹介したと思います。「愛の反対は無関心であって憎しみではない」とすれば、私たちの仕事は利用者の方に関心を持つことから始まります。関心を持つということは、対象となるかたへの声掛けへとつながります。そして、会話がはじまり、身体に触れるということもでてくるでしょう。このようなコミュニケーションを通して、利用者の方から好意をもっていただけるようになることが私たちの仕事では非常に大切です。そこからいい循環がはじまり、よりよい関係を築くことができるようになります。関心を持つということの大切さを忘れないでください。

 

 525月9日(水) 日「エキスポランド」                  このページのトップ

エキスポランドのジェットコースター事故ですが、いろいろなことがわかってきました。どうも金属の劣化による部品の破損が原因のようです。

もとをただせばこの金属の劣化を把握し、その部位を修繕していれば、このようなことにはならなかったと思います。エキスポランドでは2月に予定していた超音波や磁気で車軸の傷などを確認する解体検査を延期していたようですし、車軸は1992年の運転開始以来、一度も交換していなかったということです。安全管理の甘さが問われています。

この事件をみているといろいろと考えさせられます。私たちの職場でも事故というものは起こります。中には日々の点検をすることで防ぐことができるものもあるかもしれません。この事故をヒントに見直しを図る部分がないか考えてみてください。

 

 525月2日(火) 日「仕事」                        このページのトップ

仕事ということについてお話します。

仕事と作業との違いはなんだと思いますか。作業というのは、決められたことを順序良く要領よく進めていくことです。これに対して、仕事とは自分の思いというものを反映させることができる点で違います。つまり、自分なりの目標や挑戦できることを考えて実践していくのが仕事です。

現在デイサービスの利用者数が減少傾向にあります。合歓のデイサービスには4つの施設がありますが、それぞれ定員が決まっています。そして、それに対して必要な準備を職員さんの人数も含めて調整しています。ですが、利用者の方が少なくなり定員に満たないようであれば、それらの準備が無駄に終わってしまいます。せめて定員の8割くらいの利用者の方に来ていただきたいと思っています。

さきほども利用者さんから、体調が悪いとのことでお休みされるという連絡が入りました。無理をしてきていただくわけにはいきません。また、急なことですから、他の利用者の方を入れることもできません。

ここで考えていただきたいのが、この利用者の方が休むに至るまでの変化や今後起こるだろう変化についてです。ある程度の予測を立てることができれば、それに対応できる可能性があるということです。そこまで考えていただかなければ、利用者数が定員を満たすということは難しいと思います。

 

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